東北名物「ずんだ餅」
ご存知でしょうか?緑色をした、枝豆の餡をつけて食べる餅なのですが、とんでもなく鮮度劣化が速く、製造後3時間しか風味を維持できないという幻の料理です。
一般に流通している「ずんだ茶寮」は、急速冷凍しているため、豆の組織が壊れて水が染み出すため、どうしても水っぽい食感になってしまうのですが、流通させるためには仕方がない処理です。
「東北を旅した時に食べた現地のずんだ餅がびっくりするくらいうまいッ!!」
という妻の経験談から、今年は自家製ずんだ餅作りにチャレンジしました。
苗作り(7月)
枝豆の種はサカタのタネから購入した「秘伝」を使いました。何かのTV番組でずんだの原料豆として紹介されたのですが、イマイチ思い出せません。
「NHKのうまいッ!」だと思っていましたが、Google先生は違うと言っていますし。
1ポットに2~3株
7月、植えるとすぐ芽を吹いた
地植えとポットの2通りで初挑戦
植え付け
ポット苗は真砂土に深植え
だって畑が足りないんですもの。
いいんです。
豆は荒れ地でも育つんです。
成長を見守る
虫も付かない、強い強い
真砂土なのによく育ちます。
地植えなら自然降雨だけでほぼ大丈夫。
プランターに植え替えた方はかん水が必要でした。
2階から見た庭
BEFORE
建築当時、入居前の庭
すっかり耕作地に変貌
劇的ビフォーアフター
収穫(10月)
どどーん
すごい量だー
ばさー
豆切った後のゴミもすごい量だー
(マルチング資材に転用します)
どーん
ボウル3杯とれましたー
実はまだ庭に10株くらい残ってるー
すごい収量ー
きちんとすりこ木で粗挽きに仕上げます
せっかくの獲れたてですから
お砂糖とシロップで味を調え、隠し味の醤油を加えて出来上がり
見事な粗挽きずんだ餅が完成!
写真では輝くエメラルドグリーンが表現できません。。。
賞味
お味の方は?
最ッッ高!!にうまいッ!!
そりゃ、こんだけ手間暇かけて、きちんと作ったんだから、うまいに決まってます。
悶絶するうまさです!!
東北で本物を食べた妻も、間違いない味だと太鼓判。
子供も食べる食べる!!
なんでも、東北では家族総出で朝から豆の収穫から餅つきまでして、ずんだ祭りになるんだそうです。こんなうまいずんだを、つきたての餅で食ったら・・・
そらたまらんでしょうね!!
東北万歳なのでした。
まーしかし、朝から収穫作業して調理して、子供の相手もして、夕方にはヘトヘトでしたけどー、来年もうまいずんだ餅を作りたいと思います。
家庭菜園って本当にいいものですね。
(水野晴郎っぽく言いたい)
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