2017年9月24日日曜日

積水ハウスで良かった事、ダインコンクリート、ベルバーン

このブログの中で一番ヒットしてる記事は
積水ハウスで良かった事、ベルバーンの門塀」です。
そんなわけで、夜の門塀を撮って記事をアップしてみようと思ったのですが。。。
そこでびっくりする事が起こりました。

Google検索で「ベルバーン」と打って画像リストを見ると、我が家の写真がかなり上位に出て来たのです。
↓Google画像検索証拠キャプチャ↓

この写真が載っている記事こそ、
積水ハウスで良かった事、ベルバーンの門塀」なのです。
だからアクセスが多いんだと合点がいきました。
ベルバーンの門塀とダインコンクリート外壁の組み合わせで出来るコントラストと言うか、ラインと言うか、そういう意匠が多くの人の目に留まってもらえるのは嬉しい思いです。

自分自身も、ベルバーンの門塀を中心とした我が家の外観の綺麗さが好きで、ガーデニングにおいてもベルバーンの門塀を強く意識しています。
門塀をもっと綺麗にしたいなぁ、何を植えよう、何を咲かせよう、とベルバーンの門塀の事ばかり考えていると言っても嘘にはなりません。

そんな中、Googleの検索結果を見て気づかされた事は、ベルバーンの門塀が単品で綺麗だという訳でなく、バックにダインコンクリート外壁があって、尚且つレンガの花壇や小道があって、植栽も育ってきたから総合的に綺麗に感じられるんだろう、という事です。

なのでこの記事では、ベルバーンの門塀とダインコンクリート外壁を背景にした写真を載せて行きます。

ベルバーンの門塀とタイタンビカス
ベルバーンの門塀を飾るのに最も活躍しているのがタイタンビカスという花で、夏限定の宿根草ですが、立ち姿も大きくド派手な花が咲きます。
花の写真を撮ったら、ベルバーンの門塀とダインコンクリート外壁がいい感じのバックグラウンドになってくれます。ベルバーンもダインコンクリートもダークカラーなので、派手な花色のバックにピッタリです。

朝日を浴びるベルバーンの門塀とタイタンビカス
朝方にローアングルで撮れば、反射がいい感じに作用して、とにかくツヤツヤに写ります。これも大好きなところです。

朝日を浴びるダインコンクリート外壁とカサブランカ
もう一つ、大好きな花であるユリの背景にも、朝日を浴びたダインコンクリート外壁が活躍してくれます。

積水ハウスで建てる人は、最近は白い外壁を選ぶ人が多いのですが、ガーデニングをして写真撮影も楽しめるダークカラーを検討してみるのもいいんじゃないかと思います。

夜の陰影、ダインコンクリート外壁とベルバーンの門塀
また、ダインコンクリート外壁は朝日だけじゃなく、夜間照明によって浮かび上がる「夜の陰影」も面白いと思います。
我が家は入り口灯と門灯で浮かび上がる濃い陰影が綺麗だなと感じます。

しかし残念ながら我が家の外構照明は必要最小限で、この2灯しか玄関にはありません。
そもそも建築計画時には、夜間に家を照明で演出するという概念は持っていませんでしたし、家をライトアップするなんてバカバカしくさえ思っていました。

もし新興住宅街で回りが全部積水ハウス、って感じなら、家をライトアップしても違和感は無いだろうけど、周辺環境が古い家ばかりの地域なので、やらなくていいやと思ったわけです。

まぁ今となっては、やっておけば良かったかなぁ、と思わなくもありません。
(二重否定は強い肯定) せいぜい+10万円くらいですし。

レンガの花壇と小道の奥のダインコンクリート外壁
レンガは植栽の為の枠組みですから、写真の主役は植物で、脇役はレンガです。ダインコンクリート外壁はレンガのさらに奥の背景となってくれます。

まとめ
我が家のダインコンクリート外壁は、実は担当営業マンが特別キャンペーンとして建築契約の口約束後に勧めてくれた物です。ベルバーンの門塀と、レンガの花壇と小道は施主が希望して作ったものです。

そうした偶然が重なった結果、積水ハウスで良かった、と思える事がひとつ増えました。

今から建てる人は、ダインコンクリート外壁と、ベルバーンを、検討に加えてみたら如何でしょうか。それも外壁と考えずに植物の背景色として考えたら、もっと面白い積水ハウスになるかもしれません。

2017年9月20日水曜日

積水ハウスは性能が劣る!のか?

この記事を書こうと思った発端は
先ほど22時前に窓を開けたら、何故か聞こえて来た建築音(トンカントンカン)です。

音源は近所で立て直し新築をやっているアエラホームなのですが、
どんなビルダーなのか気になってHPを見たら断熱性能をウリにしているビルダーで、使っている断熱材はウレタン(私は好きになれなかった可燃性断熱材)でした。

アエラホームの建築費を検索してみると、坪単価は50万円/坪~、とあったので、きっと施主さんは建築費と性能とを比較する「価格性能比の考え方」でお選びになったのかなぁ、と思った次第です。(積水ハウスは60万円/坪~、または70万円/坪~、と評されます。)

家の断熱性能はC値Q値、といった単一の値なので非常に横比較し易く、
その為、数値をPRするビルダーは多数あります。


数値をPRする代表的な大手ビルダーは一条工務店ですが、積水ハウスは、数値性能をほぼPRに使いません。それは積水ハウスが他社を圧倒するピーク性能値を叩き出せないからなので、その為、性能が劣る家、と評価される事もあるようです。

積水ハウスは性能が劣るのでしょうか?
実際に住んでいる私の感想としては、「本当でもあり、嘘でもある。」です。

本当に劣る部分は、数値そのものでしょう。
断熱性や気密性を単一の評価値で見れば積水ハウスは他社に劣ります。
それは間違いありません。

何故、積水ハウス数値性能が劣るのか?
答えは簡単、積水ハウス断熱材がグラスウールだからです。

ウレタンを使えば、断熱性、気密性、どちらも数値性能を上げる事ができますが、
耐火性を失うので、積水ハウスではグラスウールを採用しています。
その結果、数値性能の競争では絶対に勝てないのです。

その数値性能は正しいのか?
「数値は正しい」と考えるのが基本ですが、
数値の裏にある事も知っておきたい所です。

参考資料として、姫路のビルダー、クオホームさんがUPしている動画を紹介します。

断熱材は選ぶな!


断熱材にこだわってはいけない理由


説明には細かい部分もありますが要は、
 窓から逃げる熱量が多いので、窓から採光して明るい家にしたなら、
 断熱材の性能なんて意味が無くなるよ。
という事を言っています。

ほとんどのお宅は窓から光は取り入れますから、
つまり、断熱材では実値性能の差は出せない、という事を言っています。

では窓サッシで差を出せるか?
というと、窓サッシはLIXIL三協アルミYKKAPといった有名メーカーが作る物を買って取り付ける以外に選択肢は無いので、施主がお金を掛けるかどうかです。しかし、窓の全てを高性能サッシにすると、結構値段が張るので、価格性能比が悪くなります

例外的に一条工務店が高性能な窓サッシを自社調達しスケールメリットでコストダウンしているようですが、規模の劣る一般工務店やフランチャイズビルダーでは難しい方法論です。

数値性能で差を出す最後の手段が「気密」
であると私は考えます。
気密は現場発泡ウレタンを使えば比較的ローコストで実現でき、数値性能を高める事ができます。
高気密高断熱を謳うビルダーでは現場発泡ウレタンがよく採用されますが、ここでも例外的に一条工務店は現場発泡ウレタンに消極的です。おそらく、大なり小なり手作業で芸が細かい事になるので、工業化住宅の概念から外れてしまう為だろうと思います。

以上の事から一般工務店やフランチャイズビルダーは、現場発泡ウレタンのように人の手を使った工事で数値性能を高め、積水ハウスのような大手ビルダーに対抗する、という図式が見えます。

つまり、施主が数値性能を求めた時点で、積水ハウスのような大手ビルダーは選択肢から外れるように出来ているのです。

そしてタイトルの問いに戻る
もし、積水ハウスは性能が劣るのか?と問われれば、
その答えは「数値性能では劣るのでしょう」です。
そりゃぁ数値ですから。

ですが、その問いの真の意味は、
 可燃性断熱材(ウレタン)が好きか嫌いか?
であり、
 私は好きになれなかった
という答えになります。

我が家の積水ハウスは数値性能では劣るかもしれませんが、
不燃性材料を多用している所が好きです。

可燃材料に包まれた家に家族を置いておく事は、安全を最優先に考えた時にベストの選択とは思えませんでした。


2020/3/28追加
Bloggerの統計情報によると、結構この記事が読まれています。
ネガティブワードが入った記事は読む人が多くなるようですね。
そこで、この冬の我が家の温度の記録をとってみました。


我が家の室温は外気温に対しておおむね、
 無暖房:外気プラス6~10℃
 弱暖房:外気プラス12~17℃
でした。弱暖房はガス暖房の最弱運転です。
室温は20℃あたりが快適に感じます。

性能を気にする場合は、本当はこういうデータが大切だと思います。
しかしこういうデータは見た事がありません。

こういうデータが流通しない理由は、計測条件による変化の幅がある為、横比較の役に立たないからですが、我が家の積水ハウスの性能を定量的に把握する事が出来た事は、私にとっては意味のある事でした。
私の積水ハウスは結構いい性能だと思います


計測条件、
 室内:1階リビングダイニング
     胸高(約1.2m)
     食事テーブルの近く
     室内面積、約10坪、約18畳、前後
 室外:西側基礎の近く
     脛高(約0.3m)
     起床時なので日射の影響なし

使った計測機はシチズンのコードレス温湿度計です。

2017年9月13日水曜日

ガーデニング、トマト大成功

今年のトマトは大成功。
まずは出来をご覧あれ。
鈴生りの出来
まるで「苗の札」「種の袋」に載ってる写真のよう

味も甘い出来で、子供たちも喜んで食べてくれました。
帰省時に実家に持って帰っても甘いと好評。

毎日毎日山盛り収穫
でもニャッキに食われる玉も多数
完全無農薬の宿命

しかしいくつか品種を植えた中で「サカタのタネ」の「とってもアイコ」は格別に収量が多く、虫も付きにくく、甘く出来る、優良な品種でした。

今年の勝因は3つあったと思います。
 1.畑を作った(地植え)
 2.溝施肥にした(NHK趣味の園芸で学んだ方法)
 3.気候が良かった(雨が少なかった)

ちなみに去年のトマト
去年はプランターに2株、弱々しかった


去年は植え付けがプランターだった事が最大の敗因と考え、今年は畑を作ろうと決意。作業がなかなか大変でしたし、用土への投資も5,000円(500円×10袋)くらいあったと思いますが、収穫用の籠ひと盛り=大体500円分くらい獲れていたと思うので、十分元は取れました。

地植えパワーはすごい!

来年の課題は連作障害の対策です。

ガーデニング、ゆり2017その2

玄関脇の百合花壇で、
今年最後の百合、カサブランカが咲きました。
7月中旬の開花でした。
本当に遅咲きで待ちくたびれましたが、待った甲斐があったと言える見事な大輪で、しかも立ち込める芳香は恍惚とするものがありました。

花の背景は積水ハウスのダインコンクリート外壁。
朝陽で輝くダインコンクリート外壁と、少し木陰に入ったカサブランカ、自然に陰影が出来てました。

軒の出が2階にあるのも良かったと思います。
1階に軒が出ていたら朝日が陰るでしょう。

玄関のシンボルツリー「いろはもみじ」の枝に入り込んだ一輪。
ちょっと撮るタイミングが遅かったので、右上の花は散り際。
花の命は短くてよ。。。咲いたらすぐ撮らねばなりませんね。

家を建てる時は全く意識していませんでしたが、積水ハウスの外壁材は花の背景に合うなあと思います。

綺麗に咲いてはくれましたが、
カサブランカは日光を求め蛇行するので、来年は別の場所に植え替えた方が良いのかもしれません。掘り返すのが結構面倒なのでちょっと考え所です。