「積水ハウスを考える、『イエログ』を真面目に読む、1」
「積水ハウスを考える、『イエログ』を真面目に読む、2」
「積水ハウスを考える、『イエログ』を真面目に読む、3」
の続き4回目。
拒絶と肯定、を禁じ得ない記事が多数ある下記サイト、『イエログ』の記事元を引用しつつ、一言、二言、発していきます。
積水ハウスの口コミ情報『イエログ』
https://green-fellow.com
『イエログ』No.127
拒絶と肯定を両方感じる記事です。
■キーワード:「内部事情を最も知るもの」「はずです」「ように思いますよ」
全てを知ってるぞ!俺は内通者だ!を言った後なのに、
何故トーンダウンしてるのでしょう。不思議です。
展示場はお客が来た時に寒いと思われないよう、暖房を付けている、
ならば何故、展示場にいる従業員は、寒くて仕方がない、と思っているのか。
矛盾した主張です。
■キーワード:「31%の粗利」
2011年1月発表の積水ハウスの決算書
P.21を引用すると、
売上高 =1兆4,883億円
売上原価=1兆2,311億円
原価率=12311/14883=0.82=82%
まず粗利31%なら
2000万円の家の場合、
建築材料費+外注工事費=2000×(1-0.31)=1380万円
次に、決算書より、売上原価率82%だから
売上原価=2000×0.82
=1640万円
= 建築材料費+外注費
+従業員の給料+諸経費
従って、 従業員の給料+諸経費=1640万円-1380万円
=260万円
家1軒建てるのに必要な総労力は3人1か月くらいなので、
平均年収500万円を仮定して、
500÷12×3=125万円
=従業員の給料、と仮定すると
諸経費=260-125
=135万円
諸経費=広告費+研究開発費+通信費+交通費+接待費+その他利息など
まぁ、そんなもんでしょう、って感覚で落ち着きます。
不思議はありません。粗利は31%くらいなんでしょう。
■文脈から考えると・・・
・利益取り過ぎだって言いたかったんでしょうけど、
そんなもんよ。どこだって。工務店だって利益とるから。
『イエログ』No.128
拒絶と肯定を両方感じる記事です。
■キーワード:「違う部材」「作業員が素人」
嘘の見積もりで仕入れグレードを落とすのは行為として危険過ぎます。
仕入れを間違ったんでしょう。
打ち合わせの途中で、マテリアル表、を渡されるので、
施主はそれを根拠に指摘すればやり直させる事ができます。
根拠があるから裁判になったら積水ハウスは負けます。
だから請負業者(積水ハウス)は決めた通りの部材で施工します。
作業員が素人で傷がついたのは、気の毒です。
そういう事もあるかもしれません。
素人がベテランになる為には現場で経験を積むしかありませんから。
■おそらくは・・・
間違いゼロ、傷ゼロ、でやってもらいたかったのでしょう。
でもそれはなかなか難しい事です。
我が家にも、いくつか間違いや傷はありました。
程度の軽い物は補修、そうでなければやり直し、その時々での対応です。
そこには、期待と現実の格差があります。
受け入れて善処するしかないのが現実です。
『イエログ』No.131
拒絶を感じる記事です。
■キーワード:「各地の営業所・支店内で横行」
あたかも、あなたの近くの営業所・支店でもありましたよ、
と言いたそうな作文です。
ホラ吹き過ぎでしょう。
あったとしても、1件,2件と、そのくらいじゃないでしょうか。
そもそも、「職場に女性が増えると不倫が横行する」って、
そこの持って行き方はちょっと無理があるでしょう?
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以上3件、今回は粗利のところが苦手分野でちょっとヘビーでした。
読めば読むほど、『イエログ』の記事はビミョーなのが多いと思います。
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