続いて建て方工事です。
敷地に足場が組まれました
1階部を組み立て中
並んでいる資材は梁だと思われます。既にピンが何本か付けられた状態なのは、おそらく工場出荷時に位置決めがされているのでしょう。現場は手順通りに組めば素早く間違いなく構造が組み上がるシステムのようです。こういう所が工業化住宅のいい所ですね。
梁が宙を舞います
吊り治具はきっちり2点吊りでした。当たり前の事なんですが、時折遭遇する工事現場で危なっかしい吊り方しているのを見る事もあるので、
ロゴプレートが貼られるスペース
内部の様子1
耐力壁、高強度耐力壁、制振装置シーカス、が見えます。
内部の様子2
作業中でも施主が見学に行くと必ず快く見せてくれます。玄関扉が既に取り付けられており、カバーで覆われています。鉄骨に締結されているようですね。
玄関部は土間なので、ブロックで嵩上げされています。
内部の様子3
見上げると白い天井が。これは発泡コンクリート(ALC)で、2階床の下地として隙間なく敷き詰められています。遮音性に優れた素材で、2階の歩行音が1階に響かない効果があります。このALCはWiFi電波の透過性も良好です。
2階まで組み上がった所
窓枠の上にだけラティス構造が見えます。今気づきました。なんでだろう。
小屋組みの完成
寄棟屋根のトラス構造が見えます。積水ハウスの屋根トラスはオール鉄骨です。一番外枠の部分だけ木を使うようですね。樋を縫い付けるのに使うんでしょうか。
外枠の木部アップ
近づいてみると結構厚みがある事が判ります。という事は構造としての役目もあるのかな。
野地板が張られました
野地板の内側から
トラスががっつり組まれており、かなり頑丈そうです。これくらい頑丈な組み方をしているから、陶器瓦を推奨できるんですね。
余談ですが、初期計画時の間取りでは、建物が凸凹した形の総二階でしたが、建築費が計画より高くなり困り果てていた所、間取りを工夫して長方形の総二階にうまく収める事ができ、100万円強のコストダウンに成功しました。
他のビルダー(地元の木造ビルダー、パナホーム)では凸凹した建物でも建築費の高騰はありませんでした。推測ですが、おそらく、屋根トラスの設計費と、入隅用の外壁材の個別製造で余分に費用が生じる影響が大きいのではないかと思います。
陶器瓦も綺麗に乗りました
ベランダ、物干し、軒天も完成
時代のトレンドはルーフバルコニーなんですが、ルーフバルコニーはどうしても水漏れリスクが生じるのが気になったので、ハンギングのベランダにしてもらいました。ハンギングなら施工ミスの心配が無く、メンテナンス忘れがあったとしても水漏れに至るリスクが極めて小さいからです。
ハンギングのベランダとは?
ハング=吊る、という意味ですが、写真のように1階天井(2階床)の梁から支持用のプレートを伸ばして取り付けるのがハンギングのベランダです。安上りな構造でもあり、防水仕様上優れた構造でもあります。また積水ハウスのイズロイエは軒の張り出しが標準で約1m程度あるので、ベランダ屋根を後付けしなくて済み、建築費を抑える効果もありました。
子供たちと見学に来ました。
この頃は脚が短くてかわいかったな。
この頃は脚が短くてかわいかったな。
落書きイベントです
隠れて見えなくなってしまう外壁(ダインコンクリート)の裏面に、記念の落書きを家族皆でしました。子供たちは小さすぎたので、ぐちゃぐちゃの線を描きました。大人は子供たちが大きく育つようにメッセージを描きました。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
次は内装工事です。
0 件のコメント:
コメントを投稿