2016年10月18日火曜日

住宅メーカーの思い出、セキスイハイム

セキスイハイムは少し検討しましたが、あまり優先順位は上がりませんでした。

 プラス評価(鉄骨)
  ・建物の頑丈さ
  ・耐久性
  ・メンテナンスコストの低さ

 マイナス評価
  ・妻が「内装が気に入らない」と言った(分譲地のモデルハウス)
  ・ひと目でハイムと判る外観(鉄骨)

という感じです。

仕様は結構イイと思ったんです。
 ・ZAM(Zinc Aluminium Magnesium)メッキ
 ・ステンレス陸屋根
 ・耐震性(鉄骨ハイムはガイアス(GAIASS)という耐力壁仕様)
 ・高耐候タイル外壁
 ・全館空調(快適エアリー)

モデルハウスのお値段の印象は、他社に比べて安めの設定だと感じました。

何故選ばなかったのかと言われると、私が感じたマイナス印象の影響が大きかっただろうと思います。(※印象の問題であって、住居としての実際は問題ないのかもしれません)

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マイナス印象1.
 ・基礎ボルトの生えている量が少なく見えた。細くも見えた。

 実際は心配する程でもないのかもしれません。例えば積水ハウスは垂直方向のボルトはM14なのですが、M16のハイムの方が2mm太いボルトを使っています。これは断面積が14%大きくなりますから、積水ハウスより1割程度本数が少なくても不思議ではありません。かと言って本数を数えた事は無いのですが。

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マイナス印象2.
 ・床下が混雑していた。

 全館空調(快適エアリー)の配管が全て床下を這っています。私の個人的な好みなのですが、床下はスッキリしていた方が、後々のメンテナンスに好都合だと思っています。その為、マイナス印象となりました。

何かあったとしても、床に潜るのは業者さんなので、どうでもイイ事なのかもしれませんが、狭い、苦しい、やりにく環境の床下では、メンテナンスの仕事の質が心配になっただけです。

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マイナス印象3.
 ・点検口直下のヘアクラック


ヘアクラックなんて何の問題も無いんですよ、本当に。でもモデルハウスですから、見せる前提で建ててるんだから、化粧ぐらいしておきなさいよと、そう思ったわけです。

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マイナス印象4.
 ・ステンレス陸屋根の性能
  耐久性はピカイチと思いましたが、雨音が心配だった。
  鋼板の寸法制約上、1枚板では実現できないので、つなぎ目が必ず出来ますが、
  そのつなぎ目部分も心配がありました。

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マイナス印象5.
 ・妻の友人が鉄骨ハイムで、栃木県で東日本大震災を罹災。
  内装の壁にヒビが入った写真を送ってきた。
  内装がヤラれたのは、別にハイムに限った事ではないでしょうが、
  たまたま友人で、そういう方が居たという事は、どうしてもマイナス印象になりました。

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マイナス印象6.
 ・検討していた分譲地(229区画の大規模)で、明らかに同じ見た目の家が建っていた。
  (鉄骨ハイム、おそらくスマートパワーステーション、4件くらいあった印象)
(写真:別の建物なのに見た目が全く同じセキスイハイムの例)

スマートパワーステーションの飛び出たルーフは、太陽光パネルを沢山搭載するのに非常に優れた機能があるのですが、別記事「我が家はZEHを採用しなかった」に書いたように、我が家の思想的には魅力がありませんでした。

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どれもコレも印象の問題です。セキスイハイムの建物が頑丈でメンテナンスコストが安いのは間違いないと思いますから、選択肢に残しても良さそうに思いますが、何故か我が家はセキスイハイムを選択肢に残しませんでした。

今思うと、印象6.の影響が大きかったかなぁ、と思います。
見ただけで、セキスイハイムだ、と判ったら何か不都合があるのか、というとうまく説明できないのですが、多分恐らくは、私は同じ見た目の家が嫌だったのでしょう。

デザインを気にするなら、鉄骨ハイムでも屋根を付けることは出来るし、木造(2×6)ユニットという選択肢もあった筈ですが、デザインに拘れば、当然値段は跳ね上がるわけです。

予算を考えると贅沢言ってられなかったんですが、人間の感覚って不思議です。


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