それも、若い時と、年を取った時と、生涯に渡って届くように設計しておくべきです。
ところが我が家には1箇所、「やっちまった」高過ぎる換気扇があります。
写真:高過ぎた自然給気用換気扇
高過ぎて妻の手が届かないという大失敗。
あと10cm~15cm下げれば良かった。。。
実はこの換気扇、差圧感知型、という積水ハウスの標準仕様にない施主指定の換気扇です。
別の記事、
別の記事、
シックハウス症候群は現実にある脅威だ(エアキスのススメ)
で褒めまくったエアキス仕様の標準換気扇はコチラ。
写真:高過ぎないエアキス換気扇
ちょっと判りにくいかもしれませんが、前者の換気扇の方が天井高に近いのが判るでしょうか。
標準仕様のエアキス換気扇の場合は、機種と取り付け高さ位置が決まっていて、
平均的な体格の男女に丁度いい170cm高さに強制閉の操作レバーがあります。
標準仕様と言う事は、高さ位置は開発部で統計的に決めた値なのでしょう。
実に丁度いい高さにしてあります。
(★140cm台のミニ奥様の場合は、カスタマイズが必要になるでしょう。)
換気扇の位置くらいやり直せば良さそうなものですが、
我が家は鉄骨+ダインコンクリート外壁なので、やり直しが難しい構造です。ダインコンクリート外壁は
・単価が高い
・室内側から金具固定している(内装を剥がさないと外せない)
という意匠性の代償があります。
ダインコンクリート外壁じゃなく、エコルデック外壁なら外側から外せたからやり直しが出来たかなもな~失敗したかな~、と思ったりもしましたが、いやいや、家に帰る度に「綺麗な家が建ったなー」と自己満足してるんだから、ダインコンクリート外壁を選んだのは間違ってないよ、と自問自答。
まぁよくよく考えたら、一般的なサイディングを使うビルダーの住宅であっても、一度開けた孔をやり直すのは、それなりに費用が掛かることでしょう。孔を安くやり直せる家って無いのかもしれません。
デザイン性・意匠性という部分を求めると、何かしら犠牲は伴うものです。
あぁ、年を取ったら換気扇のレバーの操作が出来なくて寒い思いをするんだろうか。。。
・・・な~んてクダラナイ事を愚痴愚痴考えていましたが、さぁ解決策を考えましょう。
においても工夫で解決しました。人間には知恵があります。生活は工夫です。本件も工夫で解決です。
写真:高過ぎるレバーを紐で延長
レバーからぶら下がっているのは、suicaのペンギン缶バッジです。
別の記事、
この糸なら少々引っ張っても大丈夫。本当に便利な糸です。
愚痴愚痴してたわりに解決策は簡単でした。
これにて一件落着です。